こんにちは〜とと丸です😀
今日は勉強するのに欠かせない、記憶の仕組みについてのお話です
人間の記憶容量は
コンピューターに置き換えると
1000テラバイト
(1,000,000ギガバイト)
これを知って驚きました
こんなに記憶容量がある私達です
使い方や鍛え方を知って「もっと」賢くなっていきましょう
今回参考にさせてもらった書籍はこちらです
「短期記憶」と「長期記憶」
まず前提として
私達の記憶には、「短期記憶」と「長期記憶」という2種類の記憶があります
短期記憶については
その名の通り短期しか記憶が保ちません
「賞味期限付きの記憶」と覚えておきましょう
一方
長期記憶については
「長期保存版の記憶」と覚えておきましょう
特に長期記憶には
- 繰り返し使う記憶(歯磨き、体を洗う、ご飯の炊き方等)
- 感情を動かされる記憶(嬉しい、楽しい、悲しい等)
以上2つのパターンが残りやすいです
なぜ!?リラックスが短期記憶に良い理由
さて
この短期記憶をスムーズに働かせるためには
脳が適度にリラックスした状態であることが良いということが明らかになっています
短期記憶を勉強机
その上に計算問題や考え事が散りばめられた状態があると
イメージ図に表すとこんな感じです
左が不安や雑念が多い状態
右が適度にリラックスした状態の
短期記憶のイメージです
どうでしょう❓
不安や焦り等が脳の記憶に使う力を奪ってしまっています
つまり子供に力を発揮させたい場合
「早く解きなさい」「学校で勉強したんでしょ!覚えてないの❓」「こんなことも分からないの❓」
と言うのは逆効果です
計算の問題、感情、気をつけること、それらを情報として捉えると
適度にリラックスさせて
スッキリとした気持ちで勉強に取り組めるようにするのが効果的です
誰だってスッキリとした机で取り組みたいですよね❓
効率化!記憶に残りやすい作戦3選
さて
最後に勉強したことを長期記憶に残すためのテクニックについて解説します
具体的には以下の通りです
- ヒモ付け作戦
- ティーチャー作戦
- おかわり作戦
順番に見ていきましょう
①ヒモ付け作戦
突然ですが、次の数を覚えてください
7
1
4
2
1
2
8
3
5
4
2
どうでしょう❓難しかったですか❓
それは意味やつながりを感じられない数字だから
というのが大きな原因だと思います
ちなみに私は はじめはできませんでした
でも こうするとどうでしょう❓
7
14
21
28
35
42
お気づきになられましたか❓九九の「7の段」です
小学生の頃に ひたすら覚えましたよね
このように
既にある記憶と関連づけると
記憶に残りやすいんです
例えば社会科「社会は暗記」なんて言葉がよく聞かれますが
都道府県の学習1つにしても
土地の形、名所、名産品、出身の有名人など
関係する情報と結びつけると良いですし
実際に行ってみる
というのも大変記憶に結びつきやすいです
②ティーチャー作戦
Teacher
つまり先生になったつもりで説明させることも大変記憶に残りやすいです
よく言葉や身振りに表すことで
理解の漏れが明らかになったり、再確認できるからです
このようなインプットとアウトプットは1:2の比率で行うと良いそうです
①説明させる
②クイズを出させる
③問題に取り組ませる
等、親子の関わりにもつながります
因みに以前紹介しましたが
クイズ王で有名なお笑いコンビ「ロザン」の宇治原さんは
幼少の頃から勉強したことを母親に説明していたそうです
お母さんも仕事をされていたそうなのですが
合間を縫って聞いてくれて その度に「すごいね」と誉めていたそうです
「どんなことを勉強したの❓」
「クイズ出して」
と関わるのも良い方法ですね
詳しくはこちら
③おかわり作戦
これは解き直し
詳細については割愛しますが
同じレベルの2種類のテスト(テストAとテストB)を用意して、ランダムに選んだ再テストの有効性を確かめる実験が行われました
片方のグループはテストA>再テスト>テストB
もう片方のグループはテストA>テストB
と取り組ませました
結果は
再テストをしたグループ🔻
テストAの得点の高低に関係なく平均点が30〜50点近く向上
対して再テストをしなかったグループは
マイナス10〜プラス30点の変化が見られたそうです
解き直し
大人も子供も苦手ですが
余裕があれば間違った問題をためておいて
1週間程後に
10問くらいの「ミニテスト」と称して取り組ませられると
尚記憶に残りやすいです
間違いをためておいて再テスト
なんてどうでしょうか
まとめ
お読みくださりありがとうございます
今回紹介させていただいたことはごく一部です
本書では記憶に定着させるための勉強法や関わり方が丁寧に書かれているので
ぜひお手に取って読んでみることもオススメします
最後に
①記憶に残りやすい
②親子で楽しめる
という理由で
トランプとカルタを紹介します
「何度も遊ぶ」という方法も記憶につながる良い方法です
ぜひチェックしてください
コメントを残す