🥕【自分でできる子に育つ褒め方・叱り方】②罰を与える叱り方がNGな理由4選
こんにちは〜 とと丸です🐰

今回は、島村華子さん著の「自分でできる子に育つ 褒め方叱り方」を参考に
罰を与える叱り方がNGな理由と
望ましいと書かれている叱り方について解説していきます

この記事を読むことで

毎日、何回も同じことを言っている

どう言ったら分かってくれるのか分からない
なんて悩みを抱えている方の、お子さんや職場の方との関わりなどは
少しでも気持ちの良いものになればと思います
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罰を与える叱り方がNGな理由4選
例えば、部屋を片付けない子どもに、「いい加減に片付けなさい!」と怒鳴ったとします。すると、さっきまでテレビに夢中だった子どもが、慌てて片付け始めました。
「ほら、やればできるじゃない」
ところが翌日、部屋にはまたおもちゃが散らかっています。
保護者:「優しく言っても聞かないのに、怒鳴ると動くんです。だったら強く言った方が早くありませんか?」
とと丸:「確かに、その場では早いこともありますよね。でも、毎日怒鳴らないと動かないなら、親も疲れてしまいませんか?」
子どもが片付けた理由は「片付ける必要性が分かったから」ではなく、「怒られたくなかったから」かもしれません。
米国小児科学会(AAP)は、怒鳴ったり、子どもに恥をかかせたりする厳しい叱り方を、長期的な行動改善につながる方法として推奨していません。では、具体的にどんな問題が起きるのでしょうか。
①より攻撃的・反発的な態度になりやすい
「何度言わせるの!」「もうゲーム禁止!」
こうした言葉を繰り返していると、子どもは反省するどころか、余計に反発することがあります。「分かってるよ!」「もう、うるさい!」
親もつい腹が立って、さらに厳しく叱ってしまう。これでは、親子で言い合いを繰り返すことになってしまいます。
もちろん、反抗する理由は一つではありません。疲れや年齢による発達の特徴、言われた内容への不満なども関係します。ただ、強い言葉で相手を従わせようとすると、子どもも身構えてしまうことがあります。
②怒鳴ることが問題解決の手段だと思ってしまう
実は私にも、今でも覚えている出来事があります。子どもの頃、友達と口喧嘩をしていたときのこと。
たまたまその様子を見た母から、こう言われました。
「アンタ、あたしが説教してる言い方そのまんま使ってるやろう。やめときや」
当時は、そんなことを言われても困るなあと思っていました。でも、今なら少し分かる気がします。
子どもは、大人から言われたことだけでなく、大人がどのように話しているかも見ているんですよね。怒鳴れば相手が言うことを聞く。その経験が繰り返されれば、友達とのトラブルでも似た方法を使おうとするかもしれません。
もちろん、親の言葉遣いがそのまま子どもの性格を決めるわけではありません。それでも、大人自身が落ち着いて話し合う姿を見せることには意味があると感じています。
③ 自信や親子の信頼関係に影響することがある
「本当にだらしない!」「だからあなたはダメなの!」
こんな言葉を繰り返し言われたら、どうでしょう。注意された行動だけでなく、自分自身を否定されたように感じる子もいるはずです。
例えば、ジュースをこぼしたとき。「またこぼしたの!本当にだらしない!」と言われるのと、「あ、こぼれちゃったね。布巾を持ってこよう」と言われるのとでは、次にできることが違います。
後者なら、失敗した後の片付け方や、次に気を付けることを考えられます。
叱るべき行動と、子ども自身の価値は別
これは家庭でも学校でも、意識しておきたい区別です。
なお、厳しく叱ったからといって、必ず自信を失ったり、親子の信頼関係が壊れたりするわけではありません。気を付けたいのは、人格を否定する言葉や威圧的な対応が繰り返されることです。
④ 失敗を隠したり、罰から逃げようとしたりすることがある
例えば、テストで悪い点数を取ったらゲーム禁止、という約束があったとします。
すると、子どもによっては、「次は頑張ろう」と考えるよりも、「悪い点数だったことを知られたくない」と考えるかもしれません。
もちろん、すべての子どもがそうなるわけではありません。家庭のルールを決めること自体も悪いことではないんです。
ただ、罰を与えることばかりが先に立つと
何がいけなかったのか、次はどうすればよいのか
という話が後回しになることがあります。
子どもが失敗したときに、「どうしたら次はうまくいくかな?」と話せる関係をつくっておきたいですね。
叱った後は?その日のうちにできる3つのフォロート
保護者:「でも、もう怒鳴ってしまった後なんです。今さら謝っても遅くないでしょうか?」
とと丸:「怒鳴ってしまったことは変えられません。でも、その後の関わり方は変えられますよ」
一度大きな声を出したからといって、子どもの将来が決まってしまうわけではありません。その日のうちに落ち着いて話せるなら、こんな対応を試してみてください。
① 大声で怒ったことを素直に謝る
「さっきは大きな声で怒ってごめんね」
まずは、この一言から。ここで気を付けたいのが、「でも、あなたが悪いことをしたからでしょ」とすぐに続けないことです。
宿題をしなかったことと、大人が大声で怒鳴ったことは別の問題です。
「怒鳴ったのはよくなかった。ごめんね。でも、宿題のことは一緒に考えよう」
これなら、謝ることとルールを守ることを両立できます。

② できなかった理由を聞く
「どうして宿題をやらなかったの!」と聞いても、子どもはうまく答えられないかもしれません。
少し言葉を変えてみましょう。「どこで止まっちゃった?」「何か困っていた?」
問題が難しかったのかもしれません。学校で疲れていたのかもしれません。単に遊びたかっただけかもしれません。
理由が違えば、必要な関わり方も変わります。最初から「怠けている」と決めつけないことが、解決への近道になる場合もあります。

まあまあ話してごらんよ
③理由を話す
前回の記事と似ているので、「分かった分かった💦」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
なぜそうするのか
どんな影響があるのか
と子供が分かるように話すのはとても大切です
この原則は体感的にもその通りだと思います

「どうしてだと思う❓」
「なぜかというとね・・・
「これを続けているとね・・・」
等と話してあげると
次からの行動に生かされます
親の気持ちを素直に伝える
これも前回の記事で書いたことではありますが
「〇〇しないで」「次〇〇したら怒るからね」というのは、二次的な感情だそうです

【場面別】明日から使える叱り方・声かけ例
ここまで読んで、「言っていることは分かるけれど、実際にはなかなか難しい!」と思った方もいるかもしれません。そこで、家庭でよくある場面をまとめました。
| 場面 | 避けたい言い方 | 試したい言い方 |
|---|---|---|
| 宿題をしない | 「何回言えば分かるの!」 | 「どこから始めようか? 最初の1問を一緒に見よう」 |
| 片付けをしない | 「本当にだらしない!」 | 「まず床のおもちゃを箱に入れよう」 |
| 兄弟げんか | 「お兄ちゃんなんだから我慢して!」 | 「何があったのか、順番に聞かせて」 |
| 同じ失敗を繰り返す | 「また失敗したの?」 | 「次はどこを変えてみようか?」 |
| 約束を守らない | 「もう信用できない!」 | 「守れなかった理由を一緒に考えよう」 |
どの言葉も、使えば必ず成功するわけではありません。ただ、「ちゃんとしなさい!」より、「まず鉛筆を筆箱に入れよう」の方が、子どもは何をすればよいか分かりやすいですよね。
また、言葉だけで解決しない場合には、収納場所を変えたり、宿題に取り組む時間を調整したりする工夫も考えてみてください。
怒りと向き合う方法3選

ここまで叱り方のポイントについてお伝えしてきました
ですが いつも冷静になんかやってられません
ましてや子育てをしていると必ずと言っていいほど怒りは湧いてきます
でも面白いのは
怒りという感情の正体は
心配 不安
だそうです
お子さんの将来や安全が心配になったり、不安になったりしている
そう考えると、怒ってしまう親御さんは
それほどに子供を大切に思っているとも取れなくないです
ですからここでは
怒りを感じた時の対処法の例もお伝えします
伝わらなくてイライラした時に試してみてください
① 安全を確認して、少し距離を取る
怒りが強くなってきたら、いったん話を止めるのも一つの方法です。「少し落ち着いてから話そう」そう伝えて、水を飲んだり、深呼吸したり。
子どもの年齢や状況にもよりますが、安全を確保できる場合には少し距離を取ってもよいでしょう。小さな子を一人にして危険な状態にしないよう、安全の確認は忘れずに。
② 手を握って開くなど、気持ちを落ち着ける動作を試す

前の記事では「6秒ごとにグーパーグーパー」という方法を紹介しました。手を握り、ゆっくり開く。「怒りを握って、手放す」そんなイメージです。
この動作そのものに、決まった時間で怒りを消す効果が証明されているわけではありません。ただ、自分の呼吸や体の動きに意識を向けて、反射的に怒鳴る前の間をつくる工夫として試すことはできます。
ゆっくり息を吐く方が落ち着く人もいるでしょう。自分に合う方法を探してみてください。
③思い切って切り上げる

もうやめよっ 休憩っ!
「もうやめよっ! 休憩!」元記事で紹介したこの方法、私は残しておきたいと思います。
もちろん、やらなければならないことを何でも先延ばしにするわけではありません。でも、今すぐ必要ではないことなら、一度休むという選択肢もあります。
宿題が思うように進まない。子どももイライラしている。大人もつらくなってきた。そんなとき、同じ状態で頑張り続けるより、少し休んで再開した方が取り組みやすい場合もあります。
それでも怒りが収まらない日が続いたり、子どもに手を上げそうになったりする場合には、家族や自治体の相談窓口など、周囲の助けを借りてください。
子どもの叱り方でよくある質問
Q:一度怒鳴っただけで、子どもの心に悪影響が残りますか?
一度の出来事だけで、その後の発達や親子関係を判断することはできません。ただし、強い叱責や人格を傷つける言葉が繰り返される場合には注意が必要です。
怒鳴ってしまった後には落ち着いて話し、今後の関わり方を見直していきましょう。
Q:叱らないと、わがままになりませんか?
怒鳴らないことと、何でも許すことは違います。危険な行動を止めたり、家庭のルールを伝えたりすることは必要です。その際、子どもを怖がらせる方法ではなく、理由や具体的な行動を伝える方法を考えます。
Q:何度言っても同じことを繰り返す場合は?
子どもがやり方を理解しているか、課題が難しすぎないか、疲れていないか、行動しやすい環境になっているかを確かめてみてください。
叱り方だけでは解決しないこともあります。困りごとが長く続く場合には、学校や専門機関へ相談することも一つの選択肢です。
まとめ:怒鳴る回数より、明日の関わり方
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。今回紹介したのは、叱ることをやめましょう、という話ではありません。
子どもに伝えなければならないことは、きちんと伝える。ただ、その方法を少し見直してみませんか、という提案です。
「何回言えば分かるの!」と言いたくなったら、「どこで困っている?」と聞いてみる。
「ちゃんとしなさい!」と言う前に、「まずこれをやろう」と伝えてみる。
そして、つい怒鳴ってしまった日には、「さっきは大きな声で怒ってごめんね」と、素直に話してみる。
全部できなくても構いません。まずは一つ、明日から試せそうなものを選んでみてください。
私自身も、書籍から学んだことを日々の関わりの中で確かめながら、これからも子どもとの接し方を考えていきたいと思います。それでは、また次の記事で!🐰

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島村華子著『自分でできる子に育つ ほめ方・叱り方』
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