こんにちは〜とと丸です!
今日は「怒っちゃった〜💦」という時のための記事です。
結論として、お子さんに怒るのは、それだけ大切に思っているからです。落ち込まないでください。この記事では、怒りの正体や、怒りとの付き合い方について書いています。お子さんとお互いに楽しく付き合っていくための材料になれば嬉しいです。
※「怒る」=つい感情的に怒鳴ってしまう。高圧的な対応をしてしまう。という前提のもと記事を作成しています。「叱る」とは別のものであること、ご了承ください。
ざっくり紹介!アドラー心理学
写真の方が、アドラーさんです。このアドラー心理学について、簡単に紹介しておきます
- 考案▶︎アルフレッド・アドラー(20世紀前半に、オーストリアの精神科医)考案し、体系づけた心理学
- 特徴▶︎人の心の問題や対人関係の悩みなどに対して、具体的な解決策を与える実践性
- 有名▶︎「勇気づけの技法」以下5点
勇気づけの技法
- 感謝の気持ちを伝える
- 「ヨイ出し」相手のいいところ、できているところを認める
- 相手の見方や考え方に関心をもち、まず聴くことを大切にする
- 相手のほんの少しの進歩・成長を認める
- 失敗をチャレンジの証と捉える
この勇気づけの技法を読むだけでも少し関わり方が上手になりそうな気がしませんか❓今回は、子育てにつきまとう怒り、そして怒りからくる「あぁ怒っちゃった〜💦」「何をやっているんだ😟」という疲れ、自己嫌悪に囚われないために、作成しました。かの有名な一級呪術師も言っていましたが、怒りは重要な起爆剤(トリガー)です。
これを読んでいる方の多くは、呪術師とは別のお仕事をされているかと思いますが、良くも悪くも大きなエネルギーを生むのは確かです。恐れず遠ざけず、有効に活用していきたいですね
怒りはコントロール可能👍
アドラー心理学によると、怒りはコントロールできるものだそうです
例えば、こんなこと、見たことありませんか❓🔻
またこんなに散らかしてる!片づけなさいって言ったでしょう💢
だって友だちと遊ぶ約束とか、習い事があって時間なかったんだもん😭
言い訳しない❗️💢そんなんだったら・・・
📞📲(スマホの着信が鳴り・・・・)
はいもしもし〜とと丸です♪・・・
どうでしょう❓着信をきっかけにふと我に返ることができるのは、怒りがコントロール可能であるという希望ですよね
言い換えると、
『怒りは場面・相手によって出し入れ可能』
だということです💡アドラー心理学では、「対人関係論」といって、「人の行動や感情には必ず相手役がいる」という考え方です
じゃあ一体、コントロール可能なのに、なぜ怒りは湧くの❓
そう考えた人、鋭いですね。次の見出しをご覧ください
怒りの4つの目的
アドラー心理学では、『人間のあらゆる行動には目的がある』といわれていて、怒りも同様に目的があるといわれています
- 支配:相手を思い通りにしたい
- 主導権争い:自分が主導権を発揮したい
- 権利擁護:自分のプライバシーを守りたい。邪魔をされたくない
- 正義感の発揮:規則を守らなかったり、意地悪をしたりする人を許せない
いかがでしょう。親子、上司と部下、先生と生徒などの関係で、このような場面を見たことはありませんか❓
そしてもう1つ
怒りには一次感情と二次感情があります
一次感情 | 現状への心配・不安・寂しさ・悲しみ・落胆・羨望・失望・焦り・不満・支配など |
二次感情 | 一次感情が満たされない時に、「怒り」としてあらわれる。 |
では次の見出しでは、怒りのコントロールについて考えてみましょう
怒る前に試してほしい!必殺技5選
怒りをコントロールして、子育てにつなげる必殺技5選です
- Iメッセージ「〇〇だと嬉しいな」
- 実況する「あっ、大変」
- まず肯定「〇〇できるようになったね。でも・・・」
- 深〜く深呼吸&その場を一旦離れる「スーっ、ふ〜〜〜」
- 考えさせる「それって本当に・・・」
前提として、ここまでのことで明らかになっている通り、怒りをコントロールの鍵は
「何に怒っているのか」「どうしたいのか」を掴むことにあります
「Iメッセージで伝える」
Iメッセージとは、自分(アイ)を主語にして伝えるメッセージのことです
ここでは、具体的な言い換えをイメージして表にしました
過去、男の子に対する声かけの記事を書きました。参考になれば幸いです。
実況する
あっ大変。〇〇忘れてるよ〜
と、声をかけるだけで、
あっそうだった💦しまったしまった
と思い出したかのように取り組み出すことは結構あります。
冷静さを取り戻させる声かけ、これもオススメです
一発目から叱り飛ばさず、節電でいきましょう👍
まず肯定
〇〇できるようになったね。でも・・・
この言い回しは本に載っていたというよりも、私がしてもらってやる気が出た言い方でずっと使っていました。余談ですが最近アニメ「スパイファミリー」で、ロイド・フォージャーが「〇〇するのは素晴らしい。でも□□するのはもっと(同じくらいでしたか❓💦)大切です。」とも言っていた気がします。
まずは認める。それだけで聞き入れられる確率はグンと上がります。
深〜く深呼吸&その場を一旦離れる
「6秒ルール」をご存知でしょうか❓人間の怒りは、実は6秒程でピークを過ぎるそうです
「1、2、3、4、5、6」と数えるのもアリかとは思いますが、深呼吸1回分がそのくらいの長さです
「スーっ、ふ〜〜〜」っと、脳に酸素を取り込んで、クールダウン。それでも怒りそうだったら、お互いの安全を確保したうえで、一旦離れるのもアリじゃないでしょうか。
「それって本当に・・・」
「それをやってて本当に〇〇なの❓」と、問いかけます
これも、私が教わった言葉です。〇〇にはいろんな言葉が入れられます。「賢くなるの❓」「仲良くなれるの❓」「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になれるの❓」「上手になれるの❓」など、普段言い聞かせている言葉があれば、それを当てはめてみてください
怒るような状況=お子さんが冷静さを失う状況
こう考えれば、成長のビッグチャンスです。繰り返す中で克服させて、1歩、2歩と、成長の後押しが出来ると、親御さん自身もマインドチェンジにもきっとつながります👍
怒っちゃった時の自分ケア
それでも怒っちゃった〜💦となるのが人間です。あなたがいけないのではなくて、怒るときもあるのが人間です
そんな時もあります。「それくらい大切なことだったんだ。」と思ってください。
「自分お疲れ様」「頑張ってるね」「えらいえらい」
ってな感じで、頑張る自分を褒めてあげてください
特に現代の親御さんには必要だと思っています
「そんなの気休めだよ!」って思う方がいるとしたら、その方はなお一層お子さんのことに一生懸命なんだと思います。もし余裕があるなら、こんなことを考えてみてください
- どんな時に怒ることが多いのか
- 本当はどうして欲しかったのか
- 次、同じようなことがあったらどうしようかな
冒頭でも書いたように、怒りは重要な起爆剤です。怒りをターニングポイントにして、お子さんも、ご自身もステップアップしていけると良いなと思います。
まとめ
最後に、
先ほどの見出しの、自分を褒めるというのは今の親御さんには特に必要だと思います。共働き、核家族、シングルマザー(ファザー)など、子供にかけられる手間・時間・お金に余裕が少ない家庭が確実に増えています。ホッと一息つく暇さえない方も多いはずです。やってもやっても、やらなきゃいけないことが雨のように降ってきます。
そしたら、怒りの沸点だって下がっちゃいますよね。
まずはお子さんのために頑張っている自分を褒めてあげてください。
まとめを貼ります。スクリーンショットをしていただいて結構です。
この記事が良いなと思ったら、リンクやお友達への紹介などしていただけると幸いです。
コメントを残す